Synergy 2を試す
複数のMacでキーボード、マウスを共有する「Synergy」のバージョン2が出ていたのでアップデートしました。
iMacとMBPを両方使っているので、いちいちキーボードやマウスをいったりきたりするのは面倒くさい。
これまでもSynergy 1やteleportを使ってきたのですが、どれも大きな欠点があっていまひとつ使いづらいのでした。
欠点の代表的なものとしては、
1. 日本語キーボードの「かな」「英数」が効かない。
2. 接続が不安定でよく落ちる。
といったところ。特にキーボードの「かな」が使えないのは、僕には耐え難いストレスでした。
(原稿書きでもプログラミングでも、いちいちマウスで入力ソースを切り替えるとかやってらんないですからね。)
ちなみに、Synergy 1のライセンスを買っていた僕は、$19でSynergy 2 Proにアップグレードできました。
さて、インストールしてみた感想。
・・・というか、2.0.2をダウンロードしたところ、インストールすらできない(笑)。
ヘルパーインストールの段階でセグフォが発生して落ちちゃう。さては・・・テストしてないな(笑)?
サポートに問合せたところ、自動返信みたいな定形文のメールが異なる担当者から数通返ってきました。
「待たせてすみません。モリモリに問合せチケットが溜まっていて応答が遅れてます。どのぐらい緊急ですか?緊急なら急ぎます。」
「いや、緊急じゃないよ。ゆっくりで大丈夫。」って返しましたが、せめて複数担当者から重複する定型文はやめろ。
誠意がないと思われるぞ。(まあ・・・そんなのは日本だけの文化か。)
で、先週ようやく2.0.3がリリースされ、こんどはちゃんとインストールできたので、やっと感想が書けます。
1. 日本語キーボードの対応は?
けっこうサポートフォーラムに対応を求める声が上がっていたはずなんですが「ガン無視」です。
「かな」「英数」は相変わらず効きませんし、キーマップを設定できるところもなさそう。
というか、バージョン2はコンフィグレスを徹底していて、環境設定画面すらありません。
ただ、Macでは「⌘ + Space」が「次の入力ソース」にアサインされているので、これでしのぐことはできそうです。
2. 接続は?
1時間ほど動かしてみて、今のところは安定していそう。
ただ、暗号化をガチガチにしたせいなのか、通信は遅いです。
マウスカーソルの挙動にラグがあって微妙にイライラします。
バージョン1と比べてどうかというと、まあ設定は簡単になったけど、それだけかなあ、という印象。
とりあえずサポートには「日本語キーボードをなんとかしてちょ」とお願いしてみましたが、たぶん定型文がきてガン無視されるんだろうなあ(笑)。