なんか夕べはやっぱり寝付けず。今日は午後に一人で病院行ってきた。
女房からはいろいろ伝え聞いたが、自分で聞かないとわからないこともあるので。
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水を抜いた状態のレントゲン写真と、その水から検出したガン細胞の写真を見せてもらう。
ガンは、既にだいぶ大きいようだった。
念のため、「どうやっても外科手術はムリですか」と聞いてみる。
答えとしては、ムリではない、とのこと。
ただ、場所が悪い、ガンが大きい、体力がない、高齢である、などなど、悪条件が重なりすぎているらしい。
賭けに出て手術をしても勝てる見込みがほとんど無いのであれば、リスクを冒す意味は無いだろう、と俺も思う。
それでも「一縷の望み」で手術に踏み切ったとしたら、それは飼い主のエゴでしかないし。
でも・・・まだまだ一緒に生きていきたい。
ずっと生きててくれるなら、9割機械化してもいい。
ふわふわの毛じゃなくて、鉄とかアルミの体でも、生きて側にいて欲しい。
無理なことだとわかっているけれど、心底そう思う。
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余命は、「希望としては3ヶ月」だけど、「シェスが相当頑張って1ヶ月」と宣告された。
「なんとか年が越せるといいんですが」っていうレベルだそうだ。
ご飯を食べない以上、強制給餌と点滴で露命を繋ぐ処置は必要だ。
しかし、呼吸もままならない状態では、通院自体がストレスになってしまう。
そこで、医師と相談して、自宅で俺が強制給餌と点滴(皮下補液っていうんだけどね)をやることにした。
とりあえず明日はもう一度病院に連れて行って、やり方を教えて貰わねばならない。
おそらく、これが俺がシェスにしてあげられる、最後のことになる。