2026-09-09

自社サービス「QueueNote(キューノート)」をリリースしました。

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プロダクト開発事業部の繁田です。

本日、弊社は自社サービスをリリースしました。

その名も、「QueueNote(キューノート)」( https://queuenote.jp ) です。

スペルが読みづらく、書きづらいですが、IT 業界ではタスクを順次処理する際の待ち行列であるキュー(Queue) という言葉があり、それとノートをくっつけつつ、弊社名 (qnote) ともかけた製品名です。


 
弊社は来年25年目を迎えますが、創業当時から約四半世紀にわたり受託開発を続けてきました。どの業界でもそうですがプロジェクトの管理は言うまでもなく重要な業務でもあり、弊社も様々なツールを駆使し、膨大な数のプロジェクトを管理してきました。

設立当初は Trac と呼ばれるオープンソースの BTS (バグトラッキングシステム) があり、セルフホスティングで社内サーバに立てて、かなり便利に使っていた記憶があります。当時 Mac アプリ(Objective-C)を作っていた私は、Trac の Mac クライアントを自作して社内で使っていました。その後、有名な Redmine が登場し、UI が洗練されていたりテーマを拡張できるというところで衝撃を受け、いつか自分でもこういったプロジェクト管理ツールを作ってみたいな、と考えていました。(今思えば当時から構想はあったのかもしれません)
その後も Backlog や JIRA などの SaaS が爆発的に広がり、弊社でもいろいろなプロジェクトで使って大変お世話になりました。

受託開発をやっていると、自分たちでツールを選ぶだけではなく、お客様が使っているツールに合わせることも多いので、振り返ってみるとかなり多くのプロジェクト管理ツールを使ってきたと思います。

最近では AI の技術が浸透し、プロジェクト管理ツールにも AI が組み込まれるようになりました。課題の内容をAIが要約したり、文章を生成したりする機能は確かに便利なのですが、一方で少し違和感も感じていました。

弊社の場合、プロジェクト管理ツールに入っている情報は自社の情報だけではありません。受託開発なので、お客様から預かっている情報もたくさん入っています。AI で課題を要約するということは、その情報をどこかの AI に渡しているわけですが、それがどこの AI なのか、どのように扱われるのか、ユーザーからするとよくわからないこともあり、そういった不安が少し後ろめたい気持ちもありつつも便利さにかまけて使用していました。

QueueNote は、これまでいろいろなプロジェクト管理ツールを使ってきて感じていた不満や違和感を解消するために、まずは自分たちが使うプロジェクト管理ツールをゼロから作ってみよう、と考えたところから始まりました。同時に、弊社は受託開発で様々なお客様と一緒に日々課題管理に取り組んでいますが、自分たちが使いやすいというだけではなく、一緒にプロジェクトを進めているお客様にも気持ちよく使ってもらえるものにしたいと考えて設計しました。
AI に関しては、この時代、確かに必要な機能ではあると思います。ただ、お客様から預かっている大切なデータを、プロジェクト管理ツールの提供側が勝手にAIに渡すわけにはいかない。今まで感じていた違和感は、結局ここなのかなと思いました。

QueueNote では AI 機能は実装していません。そして、おそらくこの先も実装しないと思います。

代わりに、MCP と呼ばれる AI エージェントとの窓口になる機能を豊富に揃えています。

QueueNote が AI を内包するのではなく、ユーザーが自分で使用する AI を選び、必要に応じて QueueNote の情報を AI に取得させたり、QueueNote を操作させたりする考え方です。皆さんが普段お使いの AI エージェントと QueueNote を直接繋ぐお手伝いをするだけです。

これによって、AI 要約や文章生成など、プロジェクト管理ツール側があらかじめ用意した AI 機能に縛られることもありません。あと何回しか使えない、といった制限もありません。

例えば、

- 今、何がプロジェクトのボトルネックになっている?
- ○○さんが添付した資料に足りないものはある?
- 今週更新された課題を見て、プロジェクトの状況をまとめて
- この不具合と似たような過去の課題はある?
- このチケットの内容を確認して、実装して
- 実装が終わったら、やったことをチケットにコメントして完了にして

といった使い方もできます。

何ができるかは QueueNote 側で決めるものではなく、AI エージェントが QueueNote の機能をどう使うかによって変わるので、我々が想定していない使い方もこれから出てくると思います。(注: MCP 機能はスタンダードプラン以上のご契約が必要)

また、QueueNote ではチームのコミュニケーションについても力を入れています。

チケットやコメントに対して絵文字で感情を伝えたり、コメントやチケットの更新がリアルタイムで画面に反映されたりする部分は、今まで以上に重要なチーム体験になると考え、特に開発にも力を入れました。

課題管理というと、どうしても「誰が何をいつまでにやるのか」という管理の部分に目が行きがちですが、実際のプロジェクトでは、その課題について相談したり、誰かの対応にリアクションしたり、ちょっとした情報を共有したりといったコミュニケーションがかなりの割合を占めています。

こういったコミュニケーションや文化の形成も、プロジェクトの成功にはとても大事な要素だと思っています。
絵文字
絵文字エディタ

 
すでに QueueNote は qnote の社内業務で使用されています。
製品としての QueueNote のバグ報告や要望・改善についても、QueueNote のチケット(課題)で社内メンバーに起票してもらっています。
面白いのが、 MCP を使用することで、この改善要望のチケットを AI エージェントが自律的に拾い、プログラムを調査・修正して、本番に反映し、チケット起票者に返信するところまで行えるようになっています。また、AIエージェント自身がもっとこうした方が良い、ここは脆弱なので強化した方が良い、と言う起票もしてくれるようになっていて、QueueNote 自体の開発に QueueNote を使い、さらに MCP 経由で AI エージェントにも参加してもらうという使い方は、当初考えていた以上にうまく機能しています。まさに AI 時代のドッグフーディングだと思います。

AIドッグフーディング

まだリリースしたばかりなので、足りない機能や改善したいところもたくさんありますが、今後どういう使われ方をして、どういう機能が増えていくのか、我々自身も楽しみにしています。

 

チームのためのプロジェクト管理ツール QueueNote は、本日より一般申し込み開始です。14日間のトライアル期間もありますので、ぜひお試しください。

また、使ってみて気になるところや欲しい機能があれば、QueueNoteから要望を送っていただけると嬉しいです。

皆さんからいただいた要望もQueueNoteで管理して、今後の機能改善につなげていきたいと思います。

創業以来ずっと受託開発を続けてきた弊社にとって、自社サービスを一般向けにリリースするのは大きなチャレンジになります。

しかも会社名をそのまま付けてしまったので、簡単にやめるわけにもいきません(笑)

長く使ってもらえるサービスにしていきたいと思っていますので、qnote の QueueNote を今後とも是非よろしくお願いします!

■チームのためのプロジェクト管理ツール QueueNote (キューノート)
https://queuenote.jp

 

リリース記念として「LINEスタンプ 第三弾 ニャンズ編」も同時公開です!ぜひお使いください!
https://www.qnote.co.jp/archive/3850/

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