2017-01-31

macOS sierra と iCloud 同期、iCloud Drive の容量不足

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macOS sierra になってから、iCloud Drive に「デスクトップ」と「書類」フォルダを同期できるようになりました。

複数の Mac と iPad を使う身としては、どこからでも同じファイルにアクセスできて便利な機能なのですが、「同期ってどこかでおかしくなったら全部壊れそうで不安だなあ」とは思っておりました。で、その日がとうとうやってきたので対応をメモっておきます。

今回、あるサービスのプロダクションサーバからデータをバックアップしてステージングに移行する作業を行っていたのですが、ダウンロード先を安易にデスクトップにしたのが間違いでした。
想定外に100GBを超えるデータだったようで、 iCloud Drive がパンクしてしまいました。

すると、書類フォルダにも影響が・・・。 iCloudと同期できなかったファイルを識別するためか、フォルダ内には「.もにゃもにゃ.icloud」という隠しファイルが大量に生成され、これがバージョン管理下にわさーっとあることでリポジトリが同期できなくなり・・・とドミノ倒し式に不具合が連鎖する羽目に。実は今も画面に「2項目をアップロード中(iCloudに)」というダイアログが消えずに居座っています。

とりあえず、写真は同期しないようにして、iCloud Drive の空き容量を確保。その後再起動してみたりしばらく待ってみたりしましたが、.icloud ファイルは居なくなりません。
ふと気がついて、Finder で該当フォルダを見てみると・・・フォルダの横に「このフォルダは iCloud 上にあるよ」アイコンが表示されてます。

こんなやつ

sierra はローカルストレージの容量が不足してくると、利用頻度の低いファイルを  iCloud Drive にだけ残して、ローカルからは削除してくれたりするのでした。つまりこのフォルダは完全な形でローカルにない、ということですね。

では、とダウンロードのアイコンをクリック。これで iCloud Drive からローカルにファイルがダウンロードされます。「.もにゃもにゃ.icloud」ファイルたちも、きれいさっぱり居なくなりました。
ああよかった・・・事なきを得た・・・。

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