2015-11-09

テレビ東京「イチゲンさん」でとりあげて頂きました

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昨夜はqnoteが初の地上波に登場。
テレビ東京系列の「イチゲンさん」に、「意味不明な謎の会社」としてとりあげて頂きました。
御覧頂いたみなさま、ありがとうございます。

僕も、家族揃って自宅で楽しく観ました。
自分の姿をテレビで見るのって、なんか変な感じですね。

IT企業の(小心者な)社長らしく、TwitterのTLでエゴサなどしていたのですが、概ね好意的なご感想が多く安心しております。
一部、誤解による否定的なご意見も散見されましたので、弊社WebサイトのFAQを更新しておきました。
是非ご覧ください。

ついでに、ちょっと補足をしておきます。

「なんで猫がいるんですか?」

という質問は、取材を受けるときに必ず聞かれます。
だいたい単純に「かわいいから」と答えますが、個人的には、

「逆に、なんで猫がいたらダメなの?」

と訊きたいのです。

大学を出て就職した後、いろんな会社を転々としました。
公務員だったことも(4日間ですが)あります。
大企業にも所属しましたし、間違ってバリバリのブラック企業に入っちゃったことだってあります。
(いわゆるキャッチセールスの片棒を担がされそうになったのですぐ退社しましたが。)

いろんな会社を見て強く感じたのは、
「なんで、こんなに非人間的な生活をしなきゃいけないんだろう?」
ということでした。

毎日決まった時間に出社して、面白くもない仕事をする。
生活のためとはいえ、こんなことを65歳まで続けていって、一体いつ幸福になれるんだろう?
そんな疑問に悶々としていた時に、たまたま入った会社がとてもファンキーなところだったのです。

1週間連続で泊まりこんでる人もいれば、午後2時過ぎにフラっと出社してくる人もいる。
普通の常識で考えたら、完全に「ブラック」で「タコ部屋」だったかもしれません。
でも、面白かったのは、みんな文句言ったりしつつも、とにかくいつも「笑顔」だったことでした。

最初はスーツ着て真面目を装っていた僕も、だんだん周囲の雰囲気のおかげで心がほぐれてきて、視野を広くもつ余裕ができました。
そこで気がついたのは、

「ああ、会社って、これでもいいんだw」

ということでした。

個々が責任をもってやるべきことを完遂できるのであれば、時間で拘束される必要もない。
自分が自分の生活に満足できるのなら、他人の振る舞いを見て「不公平」を感じることもない。

つまり、「会社」、「企業」、「仕事」っていう固定観念に縛られなければ、我々は際限なく「自由」になれるんだ。
ってことでした。

自分が会社を作る段になったとき、自分が「嫌だ」「理不尽だ」「非効率だ」と思った「会社の制度」はぜんぶ無くして、逆に、「なんでこうじゃいけないんだろう」と思ったことはどんどんやってみることにしたのです。
もちろん、自分がやりたいようにやるだけだとワガママになっちゃうので、なにか始めるとき、変えるときは、一緒に働いてくれる仲間にも「どう思う?」って相談するようにしてます。

さて、13年間猫と一緒に仕事してきて、いまのところ別段大きな問題は起きてません。
特になにか期待して猫と一緒にいるわけでもありませんが、メリットならたくさんあります。

なので、もし「(IT企業において)会社に猫がいるのは仕事の支障になる」という説があるとしたら、qnoteが否定的な実証例になるんじゃないかなあ、と個人的には思っています。

もっと、みんなが自由に働いて、自由に人生を謳歌できる社会をつくりたいですよね。
テレビを見てくれたみなさんが、仕事と生きることについて、いろいろ考えるきっかけになるといいな、と思ってます。

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